週末に向けて3つのアルトコインが注目されている。Zキャッシュ(ZEC)、ハイパーリキッド(HYPE)、フレア(FLR)のいずれも、日足チャートで上昇傾向のテクニカルパターンが確認できる。
各チャートの構造はそれぞれ異なり、フィボナッチ・リトレースメントの再試験やフォーリングウェッジからのブレイクアウトが見られる。X(旧Twitter)上のトレーダーやアナリストは、今後48時間で最も注目すべきアルトコインのパターンとしてこの3銘柄を挙げている。
Zキャッシュ(ZEC)は531.26ドルで取引され、過去24時間で1.83%上昇。本チャートはバイナンスの日足で、185ドルからの上昇局面をフィボナッチ構造が明確に示している。
抵抗線は0.786リトレースメントの629ドル付近、サポートは0.382水準の400ドルに位置する。現在、価格は0.618フィボナッチ水準の534ドルを再試験しており、これは12月29日の高値を抑えたエリアでもある。
このゾーンがサポートとして再確認されれば、629ドルへのもう一段の上昇が期待できる。ただし、日足のRSI(相対力指数)は低下基調となっている。
一方で、MACD(移動平均収束拡散)は弱気にクロスしており、モメンタムが減退している。今後数セッションで、上昇トレンドの継続か、より深い調整局面への移行かが決まる見通し。
Xのアナリスト@0xifreqs氏は、380ドルの需要ゾーンを上昇の起点と指摘。一方、610ドルを現在価格の上に位置する主要なレンジ上限とみなしている。
ハイパーリキッド(HYPE)は45.23ドルで取引されており、過去24時間で12.17%上昇。クーコインの日足チャートでは、0.618フィボナッチ・リトレースメント(44.50ドル)の突破が確認できる。
1月安値から伸びる上昇トレンドラインで反発し、動的サポートが形成された格好となった。なお、ボリンジャーバンド幅(BBW)指標はボラティリティ拡大を示唆し、RSIも60付近まで上昇傾向にある。
一方、出来高は依然として伸び悩んでおり、現段階ではトレンド転換の確証が必要。次のセッションで出来高が急増すれば、強気構造の継続が裏付けられる見込み。
Xのトレーダー@hami8040氏は、次のレジスタンス水準が今後の上昇継続にとって決定的と見ている。
アナリストのチャートでは、30ドル、20ドル、10ドルに水平サポートラインが確認される。強気なシナリオとして、48ドル突破で過去最高値59ドル超も視野に入る。
フレア(FLR)は0.00958ドルで取引されており、過去24時間で9.93%、直近1週間で22.11%の上昇。MEXCの日足チャートでは、0.0086ドルの抵抗帯をすっきりと上抜けしている。
価格は現在、0.5フィボナッチ・リトレースメントの0.010ドルを目指す流れ。終値でこの水準を上抜けすれば、0.786フィボナッチの0.012ドルが次のターゲットとなる。
日足でRSIは80に達し、目立った弱気ダイバージェンスは見られない。さらにボラティリティも拡大傾向にあり、今後の上昇余地を裏付ける格好となっている。
Xのアナリスト@Karman_1sは、この動きを数カ月にわたるフォーリングウェッジ内の推移と位置づけた。
アナリストのチャートは、FLRの値動きを抑えていた下落の並行トレンドラインを示している。このパターンは2月から5月初旬まで継続したが、直近のローソク足は上限ラインを明確に上抜けた。
3つのアルトコインそれぞれのチャートは、週末に向け異なる2択の局面を示す。ZECは534ドルのフィボ水準を維持できれば、629ドルへの道が開かれる。
HYPEは44.50ドルのブレイクアウトを出来高急増で裏付ける必要があり、次の重要な抵抗線は48ドルとなる。一方、FLRはすでにフォーリングウェッジを上抜け、次は0.010ドルが直近の目標となる。
従って、トレーダーはアルトコインの主要銘柄全体で、出来高やRSIの動向、週末の流動性を確認指標として注視する必要がある。


