不動産コンサルティング会社サヴィルズ・フィリピンによると、マカティの中央ビジネス地区(CBD)は、ハイブリッドワークスペースへの需要の高まりとオペレーターの拡張計画に支えられ、第1四半期においても同国最大のフレキシブルオフィス市場の地位を維持した。
「地区全体に32のアクティブサイトを展開し、CBDはコスト重視のユーザーからプレミアム法人クライアントまで、多様な入居者層に対応している」と、サヴィルズ・フィリピンは市況レポートの中で述べた。
メトロマニラにおけるフレキシブルオフィスの総座席数は、前年比12%増の77,100席に達した。
マカティ、オルティガスセンター、C-5回廊が成長をけん引し、それぞれのビジネス地区で拡張や新規参入を通じて1,000席以上が追加された。
ベイエリアはオフィス空室率の高まりを背景に、500席増とより緩やかな成長にとどまった。
「この成長は、同エリアの入居者がより小規模なオフィス需要へとシフトしている傾向と一致している」と同コンサルタント会社は述べた。
マカティはまた、座席価格の幅が最も広く、1席あたりP8,500からP36,000の価格帯となっている。
ボニファシオ・グローバル・シティがP11,500からP26,000の価格帯で続き、マカティ周辺エリアはP8,500からP26,000の価格帯となった。
サヴィルズは、価格差の要因として立地、オフィスのフィットアウト品質、アメニティ、およびオペレーターのポジショニングを挙げた。
同コンサルタント会社によると、メトロマニラのフレキシブルオフィス市場には6,500席以上が新たに供給される見込みで、マカティが3,436席と最大のシェアを占める見通しだ。
マカティの今後のプロジェクトには、335席以上を追加するグロリエッタ2コーポレートセンターや、2,420席以上の供給が見込まれるAXONアヤラアベニューなどが含まれる。
「企業がハイブリッドな働き方をますます採用し、スケーラビリティを優先するにつれ、フレキシブルなワークスペースソリューションは国内の商業用不動産市場における重要な要素として台頭している」と、サヴィルズ・フィリピンは述べた。 — Juliana Chloe A. Gonzales

