PalantirのCEO Alex Karpは、エンタープライズ顧客がフロンティアAIラボの運営方法に不満を抱いていると述べた。
同氏は、企業が主要なモデル開発者が自社のビジネスニーズを理解しているかどうかを疑問視していると述べた。この発言は、OpenAIとAnthropicが株式上場に向けて動き出す中でなされた。
CNBCの報道によると、Karpはフロンティアラボへの不満がPalantirのエンタープライズ顧客全体に広がっていると述べた。同氏は、この懸念は一般ユーザーからだけではないと指摘した。「フロンティアラボに不満を持っているのは、一般の人々だけではない」とKarpは述べた。
同氏はさらに、Palantirが取引する「すべてのエンタープライズ」が非公式の場で懸念を共有していると付け加えた。Karpは、多くの顧客がAIラボは自社のビジネスを理解していないと考えていると述べた。また、そうした顧客の中には、一部のラボが「tokenmaxxing」に過度に注力していると考える者もいると語った。
この用語は、生産性を示すためにAIトークンを大量に使用することを指す。Karpはこの問題をコストの上昇と実用的な価値への疑問に結び付けた。「大規模言語モデルが世界にとって重要でないということではない」とKarpは述べた。同氏は、今後7年間で実装がその価値を担うと語った。
KarpのこうしたコメントはOpenAIとAnthropicが新規株式公開(IPO)に向けた手続きを進める中でなされた。crypto.newsが報じたように、OpenAIは秘密裏にIPOの申請を行った。この申請は、AnthropicもまたIPOに向けた手続きを進めた1週間後のことだった。 両社はともに主要な大規模言語モデル開発者として知られている。
Karpは、AnthropicのパブリックプロジェクトのほとんどがPalantir上で稼働していると述べた。インタビュー中、それらのプロジェクトの詳細なリストは提示しなかった。KarpはAnthropicのCEO Dario Amodeiとしばしば意見が合わないものの、同氏の役割を称賛した。KarpはAmodeiを「非常に重要な人物」と呼んだ。またKarpはAnthropicを「最先端のフロンティアモデル企業」と表現した。こうした発言は、AIラボの実装に対する批判とAnthropicを切り離すものとなった。
Karpは近年、その政治的見解で注目を集めてきた。最近ではDonald Trump大統領の政権に賛同する姿勢を示した。以前はKamala HarrisやJoe Bidenに関連するキャンペーンに寄付していた。10月、Palantirの広報責任者Lisa Gordonは、同社の政治的転換を「懸念すべき」ことと述べた。
TrumpはTruth SocialでPalantirを称賛し、同社のティッカーシンボルを使用した。また、Palantir株にも投資している。Palantirは昨年の米陸軍創設250周年記念パレードに寄付した。同社はまた、Trumpのホワイトハウスバンケットルームプロジェクトへの寄付者にも名を連ねている。Karpは2024年に、イスラエルへの支持を巡って一部の従業員がPalantirを去ったと述べた。この発言は、約1,200人が死亡したハマスの攻撃を受けてのものだった。
水曜日、Karpは自身を「生粋の進歩主義者」と称した。貧しい人々がより良い生活を送れることを望んでいると語った。KarpはAI政策をめぐる党派的な争いも批判した。「青対赤の議論はできない」と述べた。同氏はAIを「機会と危険を伴う大規模な革命」と表現した。Karpはこの技術が米国の重要な政治的決定を左右するだろうと述べた。

