データ分析企業のAppsFlyerが、ポストマネーバリュエーション27億ドルでシリーズEの資金調達ラウンドにて10億ドル以上を調達したと、事情に詳しい関係者がAxiosに明らかにした。
同社は、デジタル広告が実際にモバイルアプリのダウンロードやアプリ内購入をどれだけ促進しているかを追跡する、独立した審判役のようなマーケティング分析プラットフォームだ。ユーザーのプライバシーを保護し、広告詐欺をブロックするとしながら、企業が広告費に対するリターンを測定するのを支援している。
AppsFlyerのCEO兼共同創業者のOren Kanielは、具体的な取引の詳細についてのコメントを控えたが、Moloco、Google、Meta、Unityがそれぞれサンフランシスコを拠点とする同スタートアップの少数株主となったことをAxiosに確認した。
AppsFlyerの直近の資金調達は2020年だった。今回のラウンドにより、Crunchbaseによると、同社は2011年の設立以来、確認されている資金調達の総額が13億ドルに達した。
既存の出資者には、General Atlantic、Salesforce Ventures 1、Pitango VC、Goldman Sachs、DTCPが名を連ねる。
「彼らは私たちと同じ信念を持っている。アトリビューションと計測は、独立して、偏りなく、信頼できるものでなければならないということだ」とKanielはAppsFlyerの最新投資家について語ったとして引用されている。「AIが広告の購入と最適化においてますます主導権を握る中、そのシステムに供給されるシグナルが業界で最も重要なインフラとなっている。」
同氏はまた、同社が株式公開市場を視野に入れており、今回の資金調達を「その道筋における一歩」と表現した。
Crunchbaseのデータによると、2026年のこれまでのところ、セールス、マーケティング、CRMカテゴリーの企業がシードから成長ステージにかけての資金調達で世界全体で約41億ドルを集めている。これは、年間資金調達額が約80億ドル前後で推移していた過去3年間とほぼ横ばいか若干の増加ペースであるものの、セールスとマーケティングへの投資が200億ドルを超えていた好況期のレベルにはまだほど遠い。注目すべきは、直近の四半期に資金調達を受けたスタートアップの多くがAIに注力しており、セールス、マーケティング、顧客体験管理などの分野でエージェント型ツールや自動化を提供するものが多いことだ。
イラスト:Dom Guzman
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