ワールドカップのグループステージ、ヨルダン戦でプレーするアルゼンチンのリオネル・メッシ。(EPA Images提供)
アーリントン:リオネル・メッシがベンチから出場してトーナメント6点目を決め、アルゼンチンは土曜日にヨルダンを3-1で下し、ワールドカップ決勝トーナメントのカーボベルデ戦に向けて弾みをつけた。
トーナメントがラスト32に突入する中、「不老の名手」メッシは北米での得点ランキングトップに立っている。
W杯初出場で67位にランクされるカーボベルデの選手たちは、7月3日にマイアミで行われる王者との対戦を見据え、この試合を注目して見ていたことだろう。
すでにグループステージ突破を決めていたメッシはベンチスタートとなったが、テキサスで試合開始から1時間後に大きな歓声の中でピッチに立ち、フリーキックでチームの3点目を奪った。
アルゼンチンはアルジェリアを3-0、オーストリアを2-0で下し、全得点をメッシが記録。グループJを最大勝ち点で堂々と首位通過した。
ディフェンディングチャンピオンと39歳の守護神は、比較的弱いグループとはいえ、手ごわい存在感を放っている。
大幅にメンバーを入れ替えたアルゼンチンは、前半にジョバンニ・ロ・セルソのフリーキックとラウタロ・マルティネスのPKで得点した。
ムーサ・アル・タマリがハーフタイム10分後に1点を返し、W杯初出場だったヨルダンにとってはすでに終わっていた大会に花を添えた。
アルゼンチンのリオネル・スカローニ監督は9つの変更を行い、オーストリア戦からGKエミリアーノ・マルティネスとFWラウタロ・マルティネスのみを残した。
ヨルダンはアルジェリアとオーストリアへの敗北ですでに敗退しており、この試合はトーナメントの観点からは意味のないものとなっていた。
しかし、アルゼンチン代表内の競争は激しく、スカローニ監督はチームをフランスや共同開催国メキシコとともに勝ち点9に並べたかった。
アルゼンチンはまた、1962年のブラジル以来初となるW杯連覇を目指し、サプライズパッケージのカーボベルデとの対戦に向けて存在感を示したかった。
ダラス・カウボーイズの本拠地はアルゼンチンのファンで埋め尽くされ、チームは序盤から試合を支配した。
ロ・セルソが19分にフリーキックを曲げて蹴り込み、GKヤジード・アブライラが逆方向に動くという不可解なミスもあって先制点を演出した。
リラックスした表情のメッシはサイドラインから満面の笑みを浮かべていた。
その直後、マルコス・セネシがダイビングヘッドを試みた際に顔を蹴られたとVARによる確認が行われ、マルティネスがPKを力強く決めてチャンピオンは2点差に広げた。
ハーフタイム直後、観客はW杯史上最多得点者であるキャプテンのメッシを求めるコールを始めた。
メッシがユニフォームを脱いでピッチに入ろうとした瞬間、タマリが至近距離から押し込んで1点を返し、スタジアムの多くを驚かせた。
その後試合は親善試合のような雰囲気になり、残り10分でメッシがおとなしいフリーキックを曲げて蹴り込み、アルジェリア戦のハットトリックとオーストリア戦の2ゴールに続く得点を記録した。

