ワシントンとテヘランが軍事攻撃の停止と和平交渉の再開に合意したとの報道を受け、月曜日の朝、米国株先物が急上昇した。
Nasdaq 100先物が上げを牽引し、1%超上昇した。S&P 500先物は約0.8%上昇し、ダウ・ジョーンズ先物は約0.4%上昇した。
E-Mini S&P 500 Sep 26 (ES=F)
この合意は緊張が高まった週末の後に成立した。ワシントンがイランによるホルムズ海峡沿いの攻撃を主張した後、米国はイランの軍事目標に対して攻撃を実施した。トランプ大統領はさらなる行動も辞さないと警告していた。
両者は現在、敵対行為を一時停止し、6月17日に覚書が署名されてから始まった和平交渉を継続することに合意した。
原油価格は早朝に上昇したが、その後大半の上げ幅を返上した。ブレント原油は1バレル73ドルで0.6%上昇。WTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)は0.9%上昇し70ドルをわずかに下回った。
INGのアナリストは、軍事的な応酬があったにもかかわらず、原油が大きく反発していないと指摘した。主要なリスクはホルムズ海峡を通じた原油の実際の輸送障害であると述べた。
テック株は月曜日を迎えるにあたり厳しい週を過ごした。ナスダック総合指数は5営業日連続で下落し、1月以来最長の連続下落となった。
NvidiaとAlphabetはそれぞれ先週8%超下落した。マグニフィセント・セブン全体では今月、合計時価総額で約2.8兆ドルを失い、FactSetによればこれは月次記録となる見込みだ。
月曜日の先物取引におけるテック株の反発は、一部の投資家が押し目買いに動いていることを示唆している。この動きが持続するかどうかは、今後の経済データ次第だ。
今週は独立記念日(7月4日)のため金曜日に米国市場が休場となる短縮週となる。
木曜日に発表される労働統計局の6月雇用統計が最大の注目材料となる。非農業部門雇用者数のデータは、FRB(アメリカ合衆国連邦準備銀行)が金利決定を行う際に注視している。
その前に、火曜日に求人労働異動調査(JOLTS)が発表される。水曜日にはISM製造業PMIが続く。
新FRB(アメリカ合衆国連邦準備銀行)議長のケビン・ウォーシュは、6月29日から7月1日にかけてポルトガルのシントラで開催される欧州中央銀行(ECB)年次フォーラムで初の国際的な登場を果たす。金利に関するコメントが注目される。
米国10年債利回りは月曜日早朝に4.382%で、前週からわずかに上昇した。
地政学的なニュースや雇用データが価格をいずれの方向にも動かしうる今週を前に、市場は引き続き慎重な姿勢を保っている。
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