2026年版Bitrueの代替取引所おすすめ7社:XRP手数料、利用可能な国、準備金証明で比較
今回の比較で、多くのXRPトレーダーにとって最も有力なBitrueの代替取引所はMEXCです。MEXCには銘柄ごとの上乗せ手数料がなく、現物取引は全銘柄一律でメイカー手数料0.0000%、テイカー手数料0.0500%です。一方、Bitrue自身の手数料表では、BTCペアの0.098%に対し、XRPペアには0.196%〜0.280%が課されます。
さらにBitrueは、米国、カナダ、インド、シンガポール、香港、中国本土、そして欧州経済領域(EEA)全域の居住者にサービスを提供していません。そのため多くの読者にとっては、手数料を比べる以前に、どの代替取引所を選ぶべきかが決まってしまいます。
Key Takeaways
- BitrueはBTC、ETH、USDTペアには0.098%を課す一方、XRPペアには0.196%〜0.280%を課しています。つまり、Bitrueの代名詞ともいえる銘柄こそが、最も高い手数料に設定されているのです。
- Bitrueが公表している現物取引の手数料表は、ペアのグループごとに1つの料率を示すだけで、メイカーとテイカーの区別がありません。そのため、XRPの指値注文も成行注文も手数料は同じです。
- 今回の比較でXRPトレーダーに最もおすすめなのはMEXCです。メイカー手数料0.0000%、テイカー手数料0.0500%で、特定銘柄への上乗せ手数料もありません。月間取引高1万ドルなら、年間175〜235ドルの節約になります。
- Bitrueの利用規約は、米国、カナダ、インド、シンガポール、香港、中国本土、欧州経済領域全域をサービス対象外としています。また、これらの市場の大半ではMEXCも利用できません。
- Bitrueは2022年11月、第三者監査を受けた準備金証明(PoR)を毎年公表すると公に約束しましたが、2026年9月2日時点で、公表された報告書は確認できませんでした。
結論:目的別のおすすめ取引所
XRPやXRP Ledger上の資産を日常的に取引し、利用制限のある地域にお住まいでなければ、今回の比較での答えはMEXCです。
メイカー手数料ゼロで、XRPへの上乗せ手数料もないため、月間取引高1万ドルなら年間175〜235ドルの節約になり、取引高がそれ以上なら差はさらに大きく広がります。
指値注文を使う場合は、手数料そのものがまるごと差額になります。
米国、英国、欧州経済領域にお住まいの場合、BitrueもMEXCも利用できません。本記事で紹介するどの取引所でもなく、お住まいの法域でライセンスを取得した取引所を選ぶのが正しい選択です。
Bitrueを使っていた理由がコピートレードなら、Bitgetのマーケットプレイスが本記事のどの取引所よりも規模が大きく、選択肢も豊富です。
規制面で最も長い実績を求め、そのためのコストを払う覚悟があるなら、Krakenがその取引所です。ただし、2026年7月の手数料体系の改定後、ティア1の料率は本記事の中で群を抜いて高くなっています。
BTC、ETH、USDTペアだけを少額で取引し、XRPには一切触れないなら、Bitrueの一律0.098%は競争力があり、乗り換える理由は弱くなります。
Bitrueユーザーが代替取引所を探している理由
Bitrueでアカウントを開設する理由は、たいてい1つです。
BitrueはXRPとXRP Ledgerのエコシステムを軸にブランドを築いてきました。そして長年、それはBitrueを選ぶ確かな理由でした。
厄介なのは、いざ支払う段階です。
Bitrueはシンプルな一律の現物手数料を打ち出しており、ビットコイン、イーサリアム、USDTペアの公表料率は0.098%です。
ところが、このプラットフォームの代名詞である銘柄を取引すると、料率が変わります。
Bitrueの公式手数料表によると、XRP/BTC、XRP/USDT、XRP/ETHには0.196%、それ以外のすべてのXRPペアには0.280%が課されます。
つまり、主要XRPペアでは看板料率の2倍、それ以外のペアでは約2.86倍です。
もう1つ、じっくり約定を待つタイプのトレーダーにとって、実際の損につながる点があります。
Bitrueの現物手数料表は、メイカーとテイカーで別々の料率を示すのではなく、ペアのグループごとに1つの料率しか公表していません。そのため、板に並べて約定を待つ指値注文を出しても、割引は受けられません。
XRPの指値注文と成行注文には、まったく同じ手数料が請求されます。
乗り換えを考えるきっかけはほかにもあり、こちらはもっと単純です。Bitrueの規約が、世界有数の大きな市場のいくつかで、居住者の利用を締め出しているのです。
ここで取り上げる取引所以外も含めて比較したい場合は、代替取引所を網羅した総合比較をご覧ください。
MEXC:目当ての銘柄に上乗せ手数料はかかりません
このセクションは当社の利害関係が最もはっきり表れる部分なので、曖昧にせず具体的にご説明します。
本記事はMEXCが公開しており、今回の比較でXRP中心のトレーダーに最もおすすめしているのもMEXCです。
その理由は限定的で、検証も可能です。当社の言葉をうのみにするより、ご自身で確かめていただきたいと考えています。
XRPの上乗せ手数料を、両取引所の公表データで比較
MEXCの現物取引手数料は、メイカー0.0000%、テイカー0.0500%です。MX控除で20%割引が適用されると、テイカー手数料は0.0400%になります。
この手数料体系は、取引する銘柄によって変わりません。
XRPの手数料はBTCと同じで、BTCの手数料は上場しているほかのすべての現物ペアと同じです。
2つの手数料表を並べてみると、XRPでの差はわずかとはいえません。
| XRPの取引タイプ | Bitrueの公表料率 | MEXCの公表料率 | 差 |
| XRP/USDT、成行注文(テイカー) | 0.20% | 0.05% | BitrueはMEXCの3.92倍 |
| XRP/USDT、指値注文(メイカー) | 0.20% | 0.00% | Bitrueにはメイカー割引なし |
| その他のXRPペア、成行注文 | 0.28% | 0.05% | BitrueはMEXCの5.6倍 |
| BTC/USDT、成行注文 | 0.10% | 0.05% | BitrueはMEXCの1.96倍 |
2026年9月2日時点で、各取引所の公式手数料表と照合して確認したデータです。Bitrueの手数料表には、最終更新日として2024年12月19日と記載されています。
1年間でどれだけの差になるか
パーセンテージだけでは実感しにくいので、同じ比較を金額で示します。
XRP/USDTを毎月1万ドル取引するトレーダーを例に考えます。毎日ではなく、月に数回ポジションを売買する人にとっては、ごく一般的な金額です。
Bitrueの公表料率0.196%では、月19.60ドル、年間235.20ドルのコストがかかります。
MEXCの公表テイカー手数料0.0500%なら、同じ取引高で月5.00ドル、年間60.00ドルです。
ごく一般的なXRPポジション1つだけで、年間の差は175.20ドルになります。
両取引所のトークン割引を適用すると、差は縮まるものの、なくなりはしません。BitrueはBTRによる20%割引で料率が0.1568%、年間コストが188.16ドルとなり、MEXCはMX控除による20%割引でテイカー手数料が0.0400%、年間コストが48.00ドルになります。
指値注文を使うトレーダーの場合、比較の構図はがらりと変わります。
MEXCのメイカー手数料は0.0000%で、Bitrueはメイカー・テイカーとも同じ0.196%なので、月1万ドルを主にメイカー注文で取引するXRPトレーダーなら、Bitrueでは年間235.20ドルかかるのに対し、MEXCでは手数料はかかりません。
月5万ドルに増えると、Bitrueのテイカーコストは年間1,176ドルに達し、MEXCでは300ドルにとどまります。
MEXCには、Bitrueから移るユーザーが次に求めがちなサービスもそろっています。Power Piggyの代わりとなるEarnのフレキシブルセービングと固定セービング、Launchpool型の新規トークン利回りサービス、コピートレード、そして主要銘柄から小型銘柄までをカバーする無期限先物です。
2つの取引所を並べて比べたい場合は、当社のMEXCとBitrueの比較記事をご覧ください。
MEXCが利用できない地域
手数料の議論は、アカウントを開設できて初めて意味を持ちます。そこで、利用できる範囲を正直にお伝えします。
MEXCは、米国、英国、カナダ、シンガポール、香港、中国本土、カザフスタンではサービスを提供しておらず、制裁対象国・地域も通常どおり除外されています。
MEXCは、2026年7月1日の暗号資産市場規制(MiCA)の経過措置期限を受けて欧州経済領域から撤退し、欧州証券市場監督局(ESMA)の非準拠事業者リストに掲載されています。また、2025年9月にはオランダ金融市場庁(AFM)から正式な決定を受けました。
MEXCは欧州経済領域で規制を受けた取引所でも、ライセンスを取得した取引所でもなく、MiCAに準拠した選択肢とみなすべきではありません。
米国、英国、欧州経済領域から本記事をお読みの場合、以降の内容はおすすめではなく参考情報としてご覧ください。後述の利用可能地域のセクションで、より役立つ選択肢をご案内します。
MEXCの見解
まず、本記事がどのような記事なのかをはっきりお伝えしておきます。
本記事はMEXCが公開しており、MEXCはBitrueの競合です。当社でアカウントを開設していただければ、MEXCの利益になります。
それは当社の数字を割り引いて見る理由ではなく、検証する理由です。だからこそ、本記事のすべての数値には、ご自身で確認できるよう出典と取得日を付けています。
ここからは、当社を使うべきではないケースをお伝えします。
米国、英国、カナダ、シンガポール、香港、中国本土、カザフスタンにお住まいなら、MEXCは選択肢になりません。手数料面でどれだけ有利でも、それは変わりません。
欧州経済領域にお住まいなら、MEXCはMiCAの経過措置終了後に撤退し、ESMAの非準拠事業者リストに掲載されています。MiCAの認可を受けた取引所を選ぶのが正解であり、当社はそれに該当しません。
BTC、ETH、USDTを年に数回取引するだけなら、0.098%と0.0500%の差は数ドル程度です。そのために午後をまるごと費やして取引所を乗り換える価値はありません。
アカウントに銀行並みの規制の枠組みを求めるなら、Krakenには当社にないライセンス実績があります。
当社の主張は限定的なものです。誇張するより、限定的なまま正確にお伝えしたいと考えています。
両取引所がサービスを提供している市場で、XRPやXRP Ledger上の資産をある程度定期的に取引する人にとって、手数料の差はわずかなものではなく構造的なものであり、使い続ける限り毎月積み重なっていきます。
Bitrueはお住まいの国で使える?米国・EEA・インドの場合
多くのBitrue比較記事が省略しているのがこの部分であり、省略すると妙な結論が導かれてしまいます。
現在この検索クエリで最も目立つ上位の競合記事は、「欧州のユーザーがBitrueで取引しており、MiCAライセンスを持つ取引所に乗り換えるべきだ」という前提で書かれています。
しかし、Bitrue自身の利用規約にはそうは書かれていません。
Bitrueの規約第6条では、欧州経済領域に所在または居住する人からの登録を受け付けず、サービスも提供しないと定めており、その根拠としてMiCAを直接挙げています。
同じ条項では、通常の制裁対象国・地域に加え、米国、カナダ、中国本土、香港特別行政区、インド、シンガポールが、Bitrueがサービスを提供しない市場として挙げられています。
同じ文書には、運営主体としてコスタリカで登記されたstraLink Innovations Technologies Limitadaの名前が記載されており、準拠法はコスタリカ法です。
いくつかの第三者レビューでは今もBitrueをシンガポール拠点の取引所と説明していますが、現行の規約はその説明を裏付けていません。
| 市場 | Bitrue | MEXC | 代わりの選択肢 |
| 米国 | 利用不可 | 利用不可 | 金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)に登録し、お住まいの州でライセンスを取得している取引所(KrakenやCoinbaseなど) |
| 英国 | Bitrueの禁止地域リストには記載なし | 利用不可 | 英国金融行為規制機構(FCA)に登録された暗号資産事業者 |
| 欧州経済領域 | 利用不可(規約でMiCAを根拠に明記) | 2026年7月1日のMiCA期限後に撤退、ESMAの非準拠事業者リストに掲載 | 各国の規制当局の登録簿に掲載された、MiCA認可済みの暗号資産サービス提供者(CASP) |
| カナダ | 利用不可 | 利用不可 | カナダ証券管理局(CSA)に登録された取引所 |
| インド | 利用不可 | 利用可能 | MEXC(現地の税務申告義務の対象) |
| シンガポール | 利用不可 | 利用不可 | シンガポール金融管理局(MAS)のライセンスを持つデジタルペイメントトークン(DPT)サービス事業者 |
| 香港特別行政区 | 利用不可 | 利用不可 | 香港証券先物委員会(SFC)のライセンスを持つ仮想資産取引プラットフォーム |
| 中国本土 | 利用不可 | 利用不可 | 該当なし(暗号資産取引は禁止) |
2026年9月2日時点で、各取引所の公式利用規約と照合して確認したデータです。Bitrueの規約の改定日は2025年6月15日、ページの更新日は2026年8月21日です。
この表の中で、両取引所の対応がはっきり分かれる大規模市場はインドだけです。
Bitrueの規約はインド居住者を明確に除外しているため、インドの読者にとっては、受け入れてくれる取引所に比較対象が絞られます。
Bitrueに似た取引所7社:手数料と利用可能地域を比較
Bitrueと比較する価値のある取引所は6社です。Bitrueを離れる理由はさまざまですが、それぞれ異なる理由に応えられる取引所を選びました。
| 取引所 | 現物手数料(基本ティア) | 銘柄別の上乗せ手数料 | 無期限先物 | 準備金証明 | 最大の強み |
| Bitrue | BTC、ETH、USDTペアは一律0.098% | あり(XRPペアは0.196%〜0.280%) | メイカー0.02%、テイカー0.06%、最大125倍 | 2022年に約束、公表された報告書は見当たらず | XRPエコシステムの充実度とPower Piggyの利回り |
| MEXC | メイカー0.0000%、テイカー0.0500% | なし | 標準ペアでメイカー0.010%、テイカー0.040% | 公表済み | メイカー手数料ゼロと新規トークンのスピーディーな上場 |
| OKX | メイカー0.08%、テイカー0.10% | なし | メイカー0.02%、テイカー0.05% | 公表済み(マークルツリー) | 厚い流動性と成熟したWeb3ウォレット |
| Bybit | メイカー0.10%、テイカー0.10% | なし | メイカー0.02%、テイカー0.055% | 公表済み(マークルツリー) | デリバティブの厚みと約定品質 |
| Bitget | メイカー0.10%、テイカー0.10% | なし | メイカー0.02%、テイカー0.06% | 毎月公表(マークルツリー) | 最大規模のコピートレードネットワーク |
| KuCoin | メイカー0.10%、テイカー0.10% | なし | メイカー0.02%、テイカー0.06% | 公表済み(マークルツリー) | 豊富なアルトコイン(本人確認は必須) |
| Kraken | Kraken Proのティア1でメイカー0.38%、テイカー0.80% | なし | メイカー0.02%、テイカー0.05% | 公表済み(監査済み) | 本記事で最も長いライセンス取得実績 |
2026年9月2日時点で、各取引所の公式手数料表、ヘルプセンター、利用規約と照合して確認したデータです。
この表には、注意書きが必要な数字が1つあります。
Krakenは2026年7月9日にPro版の手数料ティアを改定しており、広く引用されているメイカー0.25%、テイカー0.40%という数字は廃止された旧体系のものです。
現在公表されているティア1の料率はメイカー0.38%、テイカー0.80%で、ティアは現物取引高、先物取引高、プラットフォームでの保有資産額のうち最も有利なものに基づいて判定されるようになりました。
ほとんどのレビューサイトはこの変更に追いついていません。手数料のレビュー記事ではなく、手数料ページそのものを読むべきだという良い教訓です。
市場全体を広く見渡すなら、2026年のおすすめ暗号資産取引所ガイドをご覧ください。
Bitrueの競合取引所を1社ずつレビュー
MEXC
詳しくは前述のとおりなので、ここでは簡潔にまとめます。
メリット
- 現物取引のメイカー手数料がゼロで、XRPトレーダーにとってはBitrueとの最大の構造的な違いです。
- 公表されている現物手数料表のどこにも、特定銘柄への上乗せ手数料がありません。
- Bitrueの規約で対象外となっているインドで利用できます。
- XRPエコシステムの資産を含め、新規トークンの上場がスピーディーです。
デメリット
- 米国、英国、カナダ、シンガポール、香港、中国本土、カザフスタンでは利用できません。
- MiCAの経過措置終了後に欧州経済領域から撤退し、ESMAの非準拠事業者リストに掲載されています。
- API経由で発注する先物注文には、2026年6月1日からメイカー0.060%、テイカー0.080%の別の手数料体系が適用され、Web版やアプリの料率より優先されます。
OKX
メリット
- 現物のメイカー手数料0.08%は、大手取引所の多くが採用する0.10%の基準を下回ります。
- マークルツリー方式の準備金証明を定期的に公表しています。
- 大手取引所に付属するセルフカストディ型ウォレットとDEXアグリゲーターの中でも、特に完成度が高いものの1つです。
デメリット
- 現物のテイカー手数料0.10%は、MEXCの公表料率の2倍です。
- 米国では、メインのプラットフォームではなく、サービス範囲の狭い別法人を通じて利用する形になります。
- 2025年2月に米国司法省と訴追延期合意を締結しました。
Bybit
メリット
- デリバティブの約定力と板の厚みは、今回の比較対象の中でもトップクラスです。
- マークルツリー方式の準備金証明を公表しています。
- 2025年2月のハッキング被害の後、ユーザーに全額を補償しました。インシデントを評価するうえで本当に重要なのは、この結果です。
デメリット
- 現物手数料はメイカー・テイカーとも0.10%で、MEXCやOKXと比べると目立つ水準ではありません。
- 日本から完全撤退し、2026年7月に保有ポジションの強制決済とカードサービスの停止を完了しました。
- 2025年2月、約15億ドルという取引所史上最大のハッキング被害に遭いました。
Bitget
メリット
- コピートレードのマーケットプレイスは本記事の取引所の中で最大規模で、ソーシャルトレードを目当てにBitrueを使っていたユーザーにとって最も近い選択肢です。
- マークルツリー方式の準備金証明を毎月公表しているほか、保護基金の規模も公開しています。
- 先物の料率はメイカー0.02%、テイカー0.06%と競争力があります。
デメリット
- 現物手数料はメイカー・テイカーとも0.10%で、MEXCのテイカー手数料の2倍にあたり、メイカー割引もありません。
- 2026年8月3日に日本からの撤退を発表しており、新規登録はすでに停止されています。
- コピートレードには自分で取引するのと同じ方向性リスクがあり、リードトレーダーの過去の成績は将来を予測するものではありません。
KuCoin
メリット
- アルトコインの取扱いが幅広く、Bitrueが扱う小型銘柄とも重なる部分が多くあります。
- KCS保有者は、メイカー・テイカーとも0.10%ではなく0.08%で取引できます。
- マークルツリー方式の準備金証明を公表しています。
デメリット
- 本人確認が必須のため、一部のBitrueユーザーが慣れている手軽な登録はできません。
- プラットフォームトークンを保有しない限り、基本ティアではメイカーとテイカーの区別がありません。
- 手数料体系は競争力があるものの、業界トップとはいえません。
Kraken
メリット
- 2011年創業と今回の比較対象の中で最も長い運営実績を持ち、現在は主要法域でのライセンス取得数もほかのどの取引所より多くなっています。
- 米国、英国、欧州経済領域の一部でサービスを提供しており、BitrueとMEXCがどちらもカバーしていない空白をまさに埋めています。
- 11,000銘柄以上の株式とETFを手数料無料で取引できます(現在は米国のみ)。
デメリット
- Kraken Proの基本ティアはメイカー0.38%、テイカー0.80%で、今回の比較の中で群を抜いて高い現物手数料です。
- 「Instant Buy(即時購入)」は、即時注文と定期購入で1%、カスタム注文で1.5%の手数料がかかり、さらにスプレッドが別途発生します。
- 競争力のある料率を得るには、相当な取引高か、プラットフォーム上での多額の資産保有が必要です。
XRPエコシステムの強みは、今やほぼ互角
当社は当初、BitrueのXRPエコシステムのカバー範囲は評判ほど充実していないだろうと予想していました。
しかし、実際はそうではありませんでした。
最近で最もわかりやすい試金石となったのが、CoreumとSologenicの統合です。
XRP Ledgerエコシステムの中でも比較的知名度の高い2つのプロジェクト、COREUMとSOLOが廃止され、2026年3月6日のトークン生成イベント(TGE)で単一のトークンTXに転換されました。転換比率は1 COREUMにつき1 TX、1 SOLOにつき2.345422 TXです。
この移行に対応するには、取引所は転換後の残高をユーザーに付与し、新しいティッカーで取引を再開し、入出金を復旧させる必要がありました。
Bitrueはこれに対応し、MEXC、Gate、Bitget、Upholdも同様に対応しました。
Bitrueはこれとは別に、2026年8月にCasinoCoinのLHTへの移行にも対応しています。
BitrueはXRPエコシステムの取引所として確かな実力を備えており、そうではないと主張する比較記事は、当社が調べたのと同じプラットフォームについて語っているとはいえません。
この発見こそが、手数料の差を付随的な要素ではなく、決定的な要素にしています。
XRP Ledger上の資産を上場する取引所がBitrueを含めごくわずかだった頃は、それらの資産に割高な手数料を課すことにも合理性がありました。ほかでは得られないアクセスに対価を払っていたからです。
2026年の今、そうしたアクセスはどこでも得られるようになりましたが、割増分は今も残っています。
TX転換に関するMEXC自身の記録は、COREUMとSOLOのTXへの統合完了に関するお知らせでご確認いただけます。
Bitrueは安全?2度のハッキングと、公表されなかった準備金証明
Bitrueには公に報じられたセキュリティインシデントが2件ありますが、いずれもユーザーに有利な形で解決しています。
2019年6月27日、攻撃者がBitrueのホットウォレットに不正アクセスし、約90人のユーザーが保有する930万XRPと250万ADAを持ち出しました。被害額は当時の価格で約420万ドルにのぼり、Bitrueは失われた資金をすべて返還すると表明しました。
2023年4月14日には、プラットフォーム資金の5%未満を保管していたホットウォレットが攻撃を受け、約2,300万ドル相当のETH、QNT、GALA、SHIB、HOT、MATICが流出しました。出金は4月18日まで停止され、Bitrueは全額補償を約束しました。
いずれのケースでも、Bitrueは影響を受けたユーザーへの全額補償を公に約束しており、その約束が破られたとする公の報道は見当たりませんでした。
透明性については話が別です。そしてこれこそ、どの取引所であれ多額の資産を預ける前に、当社が答えを知りたいと考える問いです。
Bitrueは2022年11月12日付の公式声明で、第三者監査を受けた準備金証明を毎年提供すると約束しました。
2026年9月2日時点で、Bitrueが公表した準備金証明の報告書や検証ページは確認できませんでした。
今回の比較対象のうち、ほかの取引所はすべて公表しています。
| 取引所 | 準備金証明 | 公に報じられたインシデント | 補償の結果 |
| Bitrue | 2022年11月に約束、公表された報告書は見当たらず | 2019年6月、2023年4月 | 両件とも全額補償を公に表明 |
| MEXC | 公表済み | 公の報道なし | 該当なし |
| OKX | 公表済み(マークルツリー) | 公の報道なし | 該当なし |
| Bybit | 公表済み(マークルツリー) | 2025年2月、約15億ドル | 全額補填、出金は継続 |
| Bitget | 毎月公表(マークルツリー) | 2018年以降、公の報道なし | 該当なし |
| KuCoin | 公表済み(マークルツリー) | 2020年9月 | 全額回収または補填 |
| Kraken | 公表済み(監査済み) | 2024年6月、バグを悪用されKraken自社の資金から約300万ドルが流出 | 資金は全額返還、顧客資産への影響なし |
2026年9月2日時点で、各取引所の公式開示資料および当時の主要メディアの報道と照合して確認したデータです。
準備金証明の報告書がないことは、資金不足の証拠ではありません。
ただしそれは、資金不足の可能性を否定できる具体的な証拠がないということでもあります。しかも、プラットフォームがその証拠を毎年提供すると表明してから、すでに4年が経っています。
Bitrueがまだ勝っているポイント
Bitrueには今も評価できる点が3つあります。それを無視する比較記事は、読む価値がありません。
XRP以外では、一律の手数料体系が本当にわかりやすい
BTC、ETH、USDTペアは一律0.098%で、段階的なティアを上っていく必要もなく、本記事のほとんどのVIP制度よりシンプルです。XRPに一切触れない少額トレーダーなら、価格面でOKX、Bybit、Bitget、KuCoin、Krakenを上回ります。
XRPエコシステムのコミュニティは本物
Bitrueは大手取引所が見向きもしなかったXRP Ledger上の資産を長年上場し続けており、2026年のTXとLHTの移行にも的確に対応しました。
こうして蓄積された組織としてのノウハウは、競合がティッカーを1つ追加しただけで手に入るものではありません。
トークン化された現実資産にいち早く参入
Bitrueは2026年4月2日、先物プラットフォームで40種類のトークン化銘柄の取扱いを開始しました。対象にはエヌビディア、テスラ、アマゾン、ナスダック100指数、トークン化された金・銀が含まれ、レバレッジは50倍〜100倍です。
これらはトークン化された原資産を対象とする無期限先物契約であり、株式を現物で保有するものではありません。実際の株式取引とは異なる商品で、株式の保有にはないレバレッジのリスクも伴います。
Power Piggyも依然として人気の高いフレキシブル型の利回り商品であり、本記事の代替取引所の中に、これを完全に再現できるものはありません。
Bitrueから暗号資産を移す3つのステップ
ステップ1:ポジションを決済し、資金のロックを解除する
作業を始める前に、先物ポジションをすべて決済し、Power Piggyやステーキングを解約してください。ロック中の残高は出金できないためです。
先物を最もよく取引しているなら、当社のデリバティブ取引所比較をご覧ください。
フレキシブル型の商品はすぐに解約できますが、固定期間型の商品はそうはいきません。
ステップ2:送金元と送金先でネットワークを一致させる
まず受け取り側の取引所で入金アドレスを生成し、ネットワークの選択も完全に一致させてください。
XRPの出金には宛先タグ(Destination Tag)が必要です。宛先タグの入力漏れは、取引所の乗り換え時に資金が行方不明になる最もよくある原因の1つです。
USDTは複数のチェーン上に存在し、TRC20のUSDTをERC20のアドレスに送っても着金しません。
ステップ3:まず少額でテストする
最低出金額を送金し、着金して残高に反映されたことを確認してから、残りを送金してください。
テスト送金のネットワーク手数料は、誤送金した資金を取り戻すコストより安く済みます。そもそも、取り戻せるとは限りません。
どの取引所間で資産を移す場合も、暗号資産取引所の乗り換え方のガイドをご覧ください。
Frequently Asked Questions
2026年、Bitrueの代わりにおすすめの取引所は?
今回の比較では、XRPトレーダーに最もおすすめなのはMEXCです。メイカー手数料0.0000%、テイカー手数料0.0500%で、XRPへの上乗せ手数料もないためです。
米国、英国、欧州経済領域でライセンスを持つ取引所が必要なら、Krakenのほうが適しています。
BitrueでXRPペアの手数料が高いのはなぜ?
Bitrueが公表している手数料表では、XRPペアは看板料率の0.098%とは別に料率が設定されています。
XRP/BTC、XRP/USDT、XRP/ETHには0.196%、その他すべてのXRPペアには0.280%が課されます。
Bitrueは米国で使える?
いいえ。Bitrueの利用規約では、米国はサービスを提供しない市場として挙げられています。
米国居住者は、FinCENに登録し、居住する州でライセンスを取得している取引所を利用すべきです。
ヨーロッパからBitrueは使える?
いいえ。Bitrueの規約には、MiCAを根拠に、欧州経済領域の居住者からの登録を受け付けず、サービスも提供しないと記載されています。
欧州経済領域の居住者は、各国の規制当局の登録簿に掲載されたMiCA認可済みの事業者を利用すべきです。
Bitrueは安全?
Bitrueでは2019年6月と2023年4月に、公に報じられたインシデントが2件発生しており、どちらのケースでもユーザーに補償しています。
ただし、2022年11月に約束した監査済みの準備金証明は公表されていません。
Bitrueは準備金証明を公表している?
2026年9月2日時点で、Bitrueが公表した準備金証明の報告書や検証ページは見つかりませんでした。
Bitrueは2022年11月12日付の公式声明で、第三者監査を受けた準備金証明を毎年提供すると約束しています。
BitrueのPower Piggyの代わりになるサービスは?
MEXCには、同じ目的で使えるEarnのフレキシブルセービングと固定セービングがあります。ただし、利率や条件は異なります。
利回り商品には元本割れのリスクがあり、提示されている利率は保証されたものではありません。
Bitrueから暗号資産を移すには?
まずポジションを決済し、ステーキング中またはPower Piggyに預けている残高のロックを解除してから、受け取り側の取引所が対応しているネットワークで出金します。
XRPの出金には宛先タグが必要なので、すべてを移す前にまず少額でテスト送金してください。
リスクとコンプライアンスに関する注意事項
暗号資産取引には大きなリスクが伴い、50倍以上のレバレッジをかけた無期限先物では、わずかな逆行でもポジションが強制決済される可能性があります。
小型銘柄や新規上場トークンには流動性とボラティリティに関する追加のリスクがあり、利回り商品には、提示されている利率にかかわらず元本割れのリスクがあります。
本記事の内容は投資助言ではありません。また、本記事で取り上げたどの取引所についても、最新の規約を確認しないまま、お住まいの法域で利用できると判断しないでください。
MEXCは欧州経済領域でライセンスを取得した取引所でも、規制を受けた取引所でもありません。2026年7月1日のMiCA経過措置期限以降は欧州経済領域の居住者にサービスを提供しておらず、ESMAの非準拠事業者リストに掲載されています。
米国、英国、欧州経済領域の読者は、各国の規制当局から認可を受けた取引所を利用してください。
手数料体系は変更されることがあります。本記事のすべての数値は、各表に記載した出典に基づき、2026年9月2日を取得日としています。
MEXCの最新の手数料はMEXCの手数料表で確認でき、主要取引所が同じ取引にどれだけの手数料を課しているかは、当社の暗号資産取引所の手数料比較で比べられます。
関連記事
人気記事
もっと見る
Kraken(クラーケン)の手数料を徹底解説(2026年):2026年7月9日のティア改定でエントリーティアのテイカー手数料が0.80%に倍増
2026年9月9日に取得したKrakenの手数料体系によると、Krakenはインスタント購入(Instant Buy)に1%の手数料とスプレッド、カスタム注文に1.5%を課しています。Kraken Proの現物取引はティア1でメイカー0.40%・テイカー0.80%、先物はメイカー0.02%・テイカー0.05%で、暗号資産の出金には銘柄ごとに定額の手数料がかかります。 Key Takeaways K

Kraken KYCを解説(2026年):Krakenのページは2つのルートしか示していないのに、なぜガイドはいまだに4段階を掲載しているのか?
Krakenでは入金・取引・出金の前に本人確認(KYC)が必要です。個人アカウントの認証には政府発行の身分証明書と発行から3か月以内の住所証明書が求められ、Krakenによると認証は通常30分以内に完了します。 Key Takeaways 2025年12月31日に更新されたKrakenの認証ページでは、個人向けのルートは「認証済み」(Verified)と「上限引き上げ」(higher limits

OKXの手数料を徹底解説(2026年版):3つの手数料体系のうち、ご自身のアカウントに知らないうちに適用されているのはどれ?
2026年9月9日に取得したOKXの手数料ページによると、OKXのグローバル版手数料体系では、標準ティアのアカウントに現物でメイカー0.08%・テイカー0.10%、先物でメイカー0.02%・テイカー0.05%の手数料がかかります。一方、デリバティブアカウントを開設していない欧州経済領域(EEA)のアカウントと、すべての米国アカウントは、メイカー0.20%・テイカー0.35%からのスタートです。 K
人気暗号資産情報
もっと見る
アルトコインのシーズンが戻ってきましたか? XRP、HYPE、ZEC、LINKが30%以上急増しています
概要について ビットコインが過去最高値に近い統合フェーズに入った後、デジタル資産エコシステム全体の流動性は著しい構造的な回転を経験しています。The Blockによる量的市場追跡によると、進行中の暗号通貨ラリーの市場幅は、主要な資産を大幅に超えて拡大しています。XRPは過去7日間で約40%の驚異的な急増を記録し、分散型デリバティブプラットフォームHyperリキッド(HYPE)、プライバシーレイヤー

Altcoinのシーズンが戻ってきましたか? Bitcoinが$70,000に近づくにつれて、ETH、SOL、XRP、HYPEが急上昇しています
概要について デジタル資産の基準であるビットコイン(BTC)が心理的な70,000ドルの閾値に挑戦する中、暗号通貨市場全体の根本的な価格構造は決定的な変化を遂げています。現在の拡大は、市場の幅がデジタル資産スペクトル全体にわたって積極的に広がったため、孤立したビットコインの上昇ではなくなっています。イーサリアム(ETH)は24時間で約18%急騰し、2,200ドルをクリアし、ソラナ(SOL)とリップ

XRP 2026年第2四半期の価格予測:底部は既に到来しているのか、それともまだ下落しているのか?
概要について 2026年の第2四半期は、XRPの歴史の中でもっとも謎めいた設定の1つを提供しました。ほぼすべての面で基本的な改善が見られましたが、価格は下がっています。 2026年6月中旬現在、XRPはMEXCで1.14ドルから1.33ドルの範囲で取引されており、2025年初頭の3.40ドル近くのピークから約62%下落しています。しかし、表面下では、機関投資家の採用が計測可能な方法で加速しています
トレンドニュース
もっと見る関連記事
もっと見る
SafeTradeの乗り換え先・代替先:平均スプレッド13.5%だと3,000ドルの取引でいくらかかるのか?
今回の比較で、当社はSafeTradeの代替先としてMEXCを第一候補に挙げます。2026年10月6日時点のCoinGeckoの表示では、MEXCの取扱銘柄数は1,448、平均スプレッドは0.775%だったのに対し、SafeTradeは53銘柄、13.46%でした。 CoinGecko上でPearl(PRL)を扱う取引所はわずか2つしかなく、SafeTradeは今もその1つです。また、MEXCは米

PointPayの代替サービス:運用・借入・支払い・取引の乗り換え先はどこ?
PointPayは、Earnアカウント、暗号資産決済、取引所の機能を1つのアカウントにまとめたサービスです。このうち取引については、今回比較した中で私たちが最もおすすめするのはMEXCです。現物取引の手数料はメイカー0%、テイカー0.05%です。 運用とカードでの支払いは、提供地域であればMEXC EarnとMEXCのVisaカードに移せます。なお、MEXCは米国と英国ではサービスを提供していませ

Koinbayの代替先:本物そっくりの偽ログインページが出現、安全に乗り換えるには?
今回の比較で、当社がKoinbayの代替先として最もおすすめするのはMEXCです。現物取引の手数料は、Koinbayの公式ドキュメントでは0.3%と0.6%ですが、MEXCではメイカー0%・テイカー0.05%です。さらに、MEXCからの正規のメールにはすべてフィッシング対策コードが表示されます。 Koinbayには引き続きグリッドボットとP2P取引がありますが、ログイン前にはURLを確認してくださ













