Uphold(アップホールド)の代替取引所おすすめ5社:100か国以上で新規アカウントの受付を停止
米国・英国・欧州経済領域(EEA)以外にお住まいのトレーダーにとって、Upholdの代替取引所として当社が最もおすすめするのはMEXCです。Uphold自身が公表している料金表ではアルトコインの取引に2.55%〜3.10%がかかるのに対し、MEXCはテイカー手数料0.05%、メイカー手数料0%だからです。
1,000ドル分を買って売る往復取引なら、コストは51.00ドル対1.00ドルです。
Key takeaways
- 公表されている取引コストで比べると、米国・英国・EEA以外のトレーダーにとって、Upholdの代替取引所として当社が最もおすすめするのはMEXCです。
- Upholdの2026年7月1日付の料金表では、アルトコインに2.55%〜3.10%がかかります。一方、MEXCのテイカー手数料は0.05%です。
- 年間50万ドル分のアルトコインを取引すると、コストは1万2,750ドル対250ドルになります。
- Upholdは、EU・EEA全域、メキシコ、インド、インドネシア、ベトナム、フィリピン、ナイジェリアなど、約100の国・地域で新規アカウントの受付を停止しました。
- 貴金属、20種類以上の法定通貨、そして2026年7月に開始した米国株式サービスでは、今もUpholdに分があります。
- MEXCは米国・英国・EEAではサービスを提供しておらず、欧州証券市場監督局(ESMA)の非準拠事業者リストに掲載されています。
コスト面で最良のUphold代替取引所:差はどれほどか
Upholdの取引には、手数料という独立した項目がありません。
手数料込みの価格がひとつ提示され、それを承認すれば、ワンタップで取引が完了します。
この仕組みこそ多くの人がUpholdを気に入っている理由であり、同時にコストを見落としやすい理由でもあります。
Upholdは確定前に手数料込みの価格を表示しますが、コストは他のプラットフォームと比較できる別項目としてではなく、不利な交換レートという形で上乗せされます。
それでもUpholdはこの数字を公表しており、2026年7月1日付の料金表では、アルトコインで2.55%〜3.10%となっています。
MEXCの現物取引の手数料は、テイカーが0.05%、メイカーが0%です。
つまり、アルトコインをある程度定期的に取引し、米国・英国・EEA以外にお住まいなら、今回の比較で当社が最もおすすめするのはMEXCです。変わるのは操作画面ではなく、コストの計算そのものだからです。
金額に換算するとどれだけ違うか
Upholdのユーザーが中型(ミッドキャップ)トークンを1,000ドル分購入すると、公表されているアルトコインの料率幅の下限で計算しても、価格がまったく動かないうちに25.50ドルを支払うことになります。
後でそのポジションを売却する際にも、同じだけのコストがかかります。
コストがパーセンテージではなく価格として提示されるため、ほとんどの人は実際の負担額である51.00ドルに換算していません。
MEXCでは同じ取引をどう扱うか
MEXCは手数料込みの提示価格ではなく、メイカー・テイカー手数料を公表した注文板(オーダーブック)方式を採用しています。
現物取引の手数料はメイカー0.0000%、テイカー0.0500%で、手数料をMXで支払うMX控除を利用すると、テイカー手数料は0.0400%に下がります。
取引前に手数料率を確認でき、約定の相手となる注文板もその場で確認できます。
公式データを並べて比較
| プラットフォーム | 基本ティアの公表料率 | アルトコイン1,000ドル分を購入・売却するコスト |
| Uphold | スプレッド(売買価格差)2.55%、売買それぞれに適用 | 51.00ドル |
| Kraken Pro | テイカー0.80%、売買それぞれに適用 | 16.00ドル |
| OKX | テイカー0.10%、売買それぞれに適用 | 2.00ドル |
| MEXC | テイカー0.05%、売買それぞれに適用 | 1.00ドル |
データは2026年9月2日時点で、各プラットフォームの公式手数料表と照合して確認したものです。基本ティアの料率を、往復取引の購入・売却の両方に適用しています。
1年間で積み上がる差
年間50万ドル分、月に換算すると約4万2,000ドル分のアルトコインを売買するトレーダーを例に考えてみます。
Upholdが公表している2.55%で計算すると、コストは1万2,750ドルです。
MEXCのテイカー手数料0.05%なら、コストは250ドルで済みます。
その差は1万2,500ドルにのぼります。これは単なる手数料表の違いではなく、ビジネスモデルの違いです。
この試算に含まれるもの、含まれないもの
Upholdは手数料込みの価格を提示するため、公表スプレッドがその取引のコストのすべてになります。
一方、MEXC、OKX、Kraken Proなどの注文板方式の取引所では、その時点の市場で生じる売買スプレッドとスリッページに加えて、公表されたメイカー手数料またはテイカー手数料がかかります。
この追加コストは実際に発生するもので、取引ペアや注文サイズによって変わり、上記の数字には含まれていません。
誰にも事前に公表できないコストのため、試算から除外しています。
また、このコストでこれほど大きな差が埋まることもありません。2.50パーセントポイントの差を埋めるには、流動性の高い取引ペアで、個人の取引規模では起こらない水準のスリッページが必要になるからです。
各プラットフォームの取引コストの仕組みについては、暗号資産取引所の手数料比較でさらに詳しく解説しています。
Upholdの料金表には実際に何が書かれているのか
Upholdのサービス手数料ページには2026年7月1日付の料金表が掲載されており、対象は米国・英国・欧州の顧客であると明記されています。
この料金表は暗号資産、ステーブルコイン、法定通貨、貴金属を対象としたもので、その3週間後にUpholdが開始した米国株式サービスより前に作成されています。
| 資産クラス | 公表スプレッド(取引の片側あたり) |
| 大半のステーブルコイン | 0.25%未満 |
| 主要市場の為替(FX) | 0.30% |
| BTCとETH | 1.8%〜1.95% |
| アルトコイン | 2.55%〜3.10% |
| 貴金属 | 2.35%〜3.40% |
データは2026年9月2日時点で、Upholdが公表しているサービス手数料ページと照合して確認したものです。
この表以外にも3つの手数料があり、ほとんど話題にのぼることがありません。
- 500ドル未満の取引には0.99ドルの手数料がかかります。ステーブルコインの取引やカード決済などは、例外として記載されています。
- 暗号資産の出金には、BTC、XRP、HBARを除くすべてのネットワークで、ネットワーク手数料とは別に一律0.99ドルがかかります。
- ステーキングのコミッションは、ブーストステーキング(boosted staking)で20%〜25%、フレキシブルステーキング(flexible staking)で50%です。
またUpholdは、2種類の資産間で取引する場合は2つの料率のうち高い方が適用されると明記しています。そのため、アルトコインをステーブルコインに交換すると、アルトコインの料率で課金されます。
評価すべき点は評価する
Upholdは数値入りの料金表を公表していますが、同じ「価格提示・承認」型のモデルを採用するプラットフォームの多くは、公表していません。
Kraken自身の手数料ページには、「Instant Buy(即時購入)」の価格には変動するスプレッドが含まれ、取引で生じた超過スプレッドをKrakenが受け取る場合があると記載されています。
Bitpandaの手数料に関するヘルプ記事でも、提示価格にプレミアムが組み込まれていると説明されていますが、その水準は公表されていません。
つまり、Upholdの問題はコストが隠されていることではありません。
問題は、そのパーセンテージを金額に換算したときのコストの大きさです。
まず確認すべきは、アカウントを開設できるかどうか
多くの比較記事が省略するステップですが、このテーマでは、ここが答えを左右します。
Uphold自身のヘルプセンターは2026年7月22日に更新され、制限を2つのティアに分けています。
第1ティアはサービスがまったく提供されない地域で、カナダ、ニューヨーク州、ロシア、レバノン、カンボジア、フィジーなど33の国・地域が該当します。
第2ティアははるかに範囲が広く、新規アカウントの作成を停止する一方、既存顧客には限定的な利用を認めています。
この第2ティアのリストには現在、EU・EEAの全加盟国に加え、メキシコ、ボリビア、エクアドル、ホンジュラス、ニカラグア、ジャマイカ、インド、インドネシア、ベトナム、タイ、フィリピン、日本、韓国、ナイジェリア、ケニア、エジプト、ガーナ、モロッコが含まれています。
Upholdはさらに、リストに掲載されたいずれかの地域の既存顧客は、利用が制限されたり、アカウントの閉鎖を求められたりする場合があるとしています。
メキシコシティ、ラゴス、ジャカルタ、ホーチミンシティからこの記事を読んでいる方にとって、現実的な問題はUpholdから離れるかどうかではありません。
どのプラットフォームが実際に登録を受け付けてくれるか、という点です。
英国の読者の方へ
Upholdは現在も英国の顧客を受け入れており、英国は同社の中核市場のひとつです。
ただし、それが規制上の保護を意味すると考える前に、Upholdの手数料ページ下部にある開示事項を読んでおく価値があります。
Uphold Europe Limitedは、英国金融行為規制機構(FCA)にマネーロンダリング対策(AML)目的に限って登録されており、事業者参照番号は938277です。
同社の暗号資産サービスは規制対象外であり、英国の金融サービス補償制度(FSCS)やFCAの消費者保護ルールの対象にもなりません。
法定通貨の残高はOptimus Cards UK Limitedが発行する電子マネーで、Upholdはその代理人を務めています。電子マネーは預金ではなく、利息も付きません。
これは英国の暗号資産事業者としては一般的な仕組みで、危険信号というわけではありません。ただし、規制対象の金融口座なら当然あると多くの人が考える保護は、ここでは適用されません。
MEXCを利用できない地域
MEXCは米国および英国の居住者にはサービスを提供していません。
MEXCはEEAでもサービスを提供しておらず、欧州証券市場監督局(ESMA)の非準拠事業者リストにも掲載されています。掲載のきっかけは、オランダ金融市場庁(AFM)が2025年9月16日に下した決定です。
このリストは、ESMAの暗号資産市場規制(MiCA)登録簿ページでご自身でも確認できます。
また、MEXCは日本の金融庁(FSA)に登録されていないため、日本にお住まいの読者の方はその点を踏まえてご判断ください。
これらの市場の読者にとっては、以下で紹介する認可済みの代替取引所こそが誠実な答えです。この記事の残りの部分は、推奨ではなく背景情報としてお読みください。
Upholdの代替取引所を比較:手数料・取扱資産・ライセンス
| プラットフォーム | 取引コストの仕組み | 暗号資産の現物以外の取扱商品 | 法定通貨の入出金手段 | 規制・ライセンス状況 | 向いている人 |
| MEXC | 注文板の公表料率:現物はメイカー0.0000%、テイカー0.0500%、MX控除利用時はテイカー0.0400% | 先物はメイカー0.000%〜0.040%、テイカー0.000%〜0.100% | 第三者の入金サービスを利用、EURやGBPの銀行入出金には非対応 | 米国・英国・EEAではサービス提供なし。ESMAの非準拠事業者リストに掲載 | 利用制限市場以外にお住まいの、コスト重視のアルトコイントレーダー |
| Kraken | Instant Buyは1%にスプレッドを上乗せ。Kraken Proの現物はメイカー0.40%から、テイカー0.80%から | 先物はメイカー0.02%から、テイカー0.05%から。無期限先物はオープン時0.25%、クローズ時0.25% | 主要法定通貨10種類の銀行入出金に対応 | アイルランドでMiCA認可を取得し、パスポート制度によりEEA加盟30か国で展開 | 認可済みの取引所が必要で、Proインターフェースを利用する読者 |
| Coinbase | 一般向けの手数料は支払い方法によって異なり、さらにCoinbaseが公表していないスプレッドが加わる。Advancedは公表されたメイカー・テイカーのティア制 | 現物とデリバティブ、提供状況は地域によって異なる | 対応市場では銀行・カードに幅広く対応 | ルクセンブルクでMiCA認可を取得。米国上場企業 | コストより使い慣れた安心感を重視する初心者 |
| Bitpanda | 提示価格にプレミアムが組み込まれ、数値は非公表。Fusion取引所では最低0.02%まで低下 | 株式、ETF、現物保管の貴金属を同一アカウントで保有可能 | EURのSEPA入出金は無料 | オーストリアでMiCA認可を取得し、パスポート制度によりEEA加盟30か国で展開 | Upholdのマルチアセットアカウントに最も近い代替先 |
| OKX | 注文板の公表料率:現物はメイカー0.0800%、テイカー0.1000% | 先物はメイカー0.0200%、テイカー0.0500% | 地域によって異なる | EU法人を通じてMiCA認可を取得 | デリバティブを取引したく、EUの認可済みルートを求めるトレーダー |
| Uphold(参考) | 手数料込みの提示価格:BTCとETHは1.8%〜1.95%、アルトコインは2.55%〜3.10% | 貴金属、資産間スワップ、2026年7月以降は米国顧客向けに4,000銘柄以上の米国株・ETF。先物はなし | 27種類の法定通貨を残高として保有可能、対応市場では銀行入出金にも対応 | Uphold自身の告知によるとポルトガルでMiCAR申請が審査中。2026年7月1日以降、EEAでのサービスを制限 | コストを承知のうえで、ワンタップで複数資産を扱える手軽さを求めるユーザー |
データは2026年9月2日時点で、各プラットフォームの公式手数料表、ヘルプセンター、利用規約、およびESMAのMiCA登録簿と照合して確認したものです。基本ティアの料率を記載しています。
Upholdの代替取引所おすすめ5社を個別に解説
MEXC
メリット
- 現物取引のメイカー手数料は0%で、テイカー手数料0.05%は、今回の比較で公表されている代表料率のなかで最も低い数字です。
- 新規上場のスピードが速く、対象も幅広いのが特徴です。大手取引所に上場していないトークンを取引する場合、この点は重要です。
- 先物の手数料は、メイカーが0.000%〜0.040%、テイカーが0.000%〜0.100%です。
デメリット
- 米国・英国・EEAではサービスを提供しておらず、ESMAの非準拠事業者リストに掲載されています。
- EURやGBPに対応した独自の銀行入出金手段がないため、法定通貨の入金は第三者サービスを経由します。
- 貴金属や株式は取り扱っていないため、Upholdのマルチアセットアカウントの代わりにはなりません。
カストディ(資産管理)体制の詳細は、セキュリティと資産保護の概要で解説しています。
無期限先物を取引する方は、暗号資産デリバティブ取引所の比較で、MEXCの先物取引が他の主要取引所と比べてどの程度の水準にあるかを確認できます。
Kraken
メリット
- アイルランドでMiCA認可を取得し、パスポート制度によりEEA加盟30か国で展開しています(2025年6月25日にESMAの登録簿で確認済み)。
- USD、EUR、GBP、CAD、AUD、BRLなど、主要法定通貨10種類で入出金できます。
- 1万1,000銘柄を超える米国株・ETFを手数料無料で取引できます。これに対し、Upholdが2026年7月に開始したのは4,000銘柄です。
デメリット
- Kraken Proの基本ティアはメイカー0.40%、テイカー0.80%で、公表料率としては高めです。
- シンプルなアプリでは1%に加えてスプレッドがかかります。Krakenによると、このスプレッドは変動する場合があり、超過分をKrakenが受け取ることもあります。
- 競争力のある料金を得るには、Kraken Proを使ったうえで、取引高を積み上げるか、プラットフォーム上に資産を保有する必要があります。
両プラットフォームの直接比較は、MEXCとKrakenの比較分析をご覧ください。
Coinbase
メリット
- ルクセンブルクでMiCA認可を取得し、EU全域をカバーしています(2025年6月20日にESMAの登録簿で確認済み)。
- 親会社が米国の上場企業で財務情報を公開しており、どの非上場取引所も及ばない開示水準です。
- Advancedインターフェースでは、提示価格ではなく、公表されたメイカー・テイカーのティア制手数料が適用されます。
デメリット
- 一般向けインターフェースではCoinbaseが公表していないスプレッドが上乗せされるため、総コストを事前に計算できません。
- 一般向けの手数料は支払い方法によって異なり、同じ条件での比較が本来より難しくなっています。
- 取扱銘柄数は、この表にあるアルトコイン中心の取引所より少なめです。
Bitpanda
メリット
- 暗号資産、株式、ETF、現物保管の貴金属をひとつのアカウントで扱えるのは、今回の代替先のなかでBitpandaだけです。これは、Upholdが現在米国の顧客に提供しているのと同じ組み合わせです。
- オーストリアでMiCA認可を取得し、パスポート制度によりEEA加盟30か国で展開しています。2025年4月9日にESMAの登録簿で確認済みです。
- EURのSEPA入出金は無料で、Bitpandaは貴金属の保有・保管にも手数料をかけません。
デメリット
- ブローカー型のインターフェースでは提示価格にプレミアムが組み込まれており、手数料のヘルプ記事でもその数値は公表されていません。
- 競争力のある料金を得るには、別のFusionインターフェースに移る必要があり、そこでは料率が最低0.02%まで下がります。
- サービスの中心は欧州のため、中南米や東南アジアの読者にはあまり役立ちません。
OKX
メリット
- 現物の公表料率はメイカー0.0800%、テイカー0.1000%で、一般向けのスプレッドが別途上乗せされることはありません。
- 一般ユーザーの先物手数料は、メイカー0.0200%、テイカー0.0500%です。
- MiCA認可を取得したEU法人があり、欧州の読者は認可済みのルートで注文板取引を利用できます。
デメリット
- 基本ティアの現物手数料は、MEXCのテイカー手数料の2倍です。
- 手数料ティアは30日間の取引高またはトークン保有量で決まるため、たまにしか取引しない人は基本料率のままです。
- 米国からは、機能がより限られた別法人を通じての利用となります。
これらのプラットフォームが市場全体のなかでどの位置にあるかは、2026年のおすすめ暗号資産取引所のガイドをご覧ください。
それでもUpholdが優れている点
Upholdには、ほかではなかなか代わりが見つからない点が4つあります。そうでないかのように装うのは誠実ではありません。
1つ目は、マルチアセットアカウントそのものです。
金、銀、プラチナ、パラジウムを暗号資産や法定通貨と同じ残高で管理でき、「anything-to-anything」(あらゆる資産間の直接交換)モデルにより、途中でステーブルコインを挟まずにワンステップで交換できます。
2026年7月からは、米国の顧客は同じアカウントで4,000銘柄を超える米国株・ETFも保有できるようになりました。現金での株式購入にはUpholdの手数料がかからず、1株未満の単位でも5ドルから購入できます。
株式取引は、登録ブローカーディーラーであり、米国金融取引業規制機構(FINRA)と米国証券投資者保護公社(SIPC)の会員でもあるUphold Securitiesが執行します。暗号資産を原資とする購入では、まず米ドルに交換されてから株式の注文が出されます。
今回の比較でこれに近いのはBitpandaだけですが、利用できるのは欧州のみです。
2つ目は、法定通貨の対応範囲です。
Upholdでは27種類の各国通貨を取引可能な残高として保有でき、これはここで紹介するどの注文板方式の取引所よりも多い数です。
収入や支出が、多くの暗号資産取引所で扱われていない通貨で発生している人にとって、これは小さな機能ではありません。
3つ目は、準備金の透明性です。
Upholdは、ReserveledgerとReservechainを通じて資産と負債をほぼリアルタイムで公開しており、SOC 2 Type 2、ISO 27001、PCI DSSの認証も取得しています。
準備金をリアルタイムで公開している事業者は今も少なく、Upholdはそれを何年も続けています。
MEXCの見解
この記事はMEXCが発行し、MEXCを推奨しています。だからこそ、その推奨の根拠となる手法は、読者に推測させるのではなく明示すべきだと考えています。
当社は、公表されている料率のみでプラットフォームを比較しました。
本記事の数字はすべて、誰でも開いて確認できる料金表、手数料表、または規制当局の登録簿から取得したものです。数字を公表していないプラットフォームについては、推計せずにその旨を記載しています。
このルールがあるからこそ、比較表のCoinbaseとBitpandaには代表料率の数値が記載されていません。また、最も近い競合2社が公表していない料金表を公表しているとしてUpholdを評価したのも、同じ理由です。
このルールが当社に不利に働く点が1つあり、明記しておく価値があります。
MEXCのテイカー手数料0.05%は公表されている数字ですが、注文板取引の総コストには、誰も事前に公表できない売買スプレッドとスリッページも含まれます。
Upholdの手数料込みの提示価格には、その部分がすでに含まれています。
当社は、その調整を加えても個人の取引規模なら差は十分に残ると考えていますが、読者が後から気づくより、先にこの但し書きを伝えておくべきだと判断しました。
もう1つ当社がしないのは、地域の制約がないかのように装うことです。
MEXCは米国・英国・EEAではサービスを提供できず、欧州の規制当局の非準拠事業者リストに掲載されています。
これらの市場の読者にとって有益な答えは当社以外の認可済みプラットフォームであり、この記事でもそのようにお伝えしています。
ここで取り上げたプラットフォーム以外については、暗号資産取引所の代替先を網羅したガイドで、手数料、上場銘柄、地域ごとの利用可否を基準に、より多くの取引所を比較しています。
Upholdは欧州から撤退するのか?MiCAをめぐる現状を率直に解説
Upholdの欧州事業は、ブラガで登記されたポルトガル企業Uphold Digital Assets Europe, Unipessoal, Lda.が運営しています。
UpholdのEEA向け利用規約に掲載された告知によると、同社は規制当局から、MiCAR申請は引き続き積極的に審査中であると伝えられています。
同じ告知では、MiCAの経過措置が2026年7月1日に終了したことに伴い一時的なサービス制限を導入したこと、資産は安全に保たれていること、顧客はいつでも出金できることが説明されています。
EUとEEAはUpholdの新規アカウント受付停止リストにも含まれており、これは同じ状況が運用面で表れたものです。
認可状況は変わる可能性があるため、確認先はこの記事を含む第三者の記事ではなく、ESMAが管理する登録簿にしてください。
前述の理由から、MEXCはこの地域の読者にとって代替先にはなりません。
認可済みの取引所が必要なEEAの読者は、今回の比較のうち、ESMAの認可登録簿に掲載されているプラットフォームを検討してください。
2026年のニューヨーク州との和解
2026年4月29日、ニューヨーク州司法長官は、Uphold HQ, Incとの500万ドル超の和解を発表しました。
この件は、Upholdが2019年1月から2020年10月にかけて、第三者企業Cred LLCが運営する利回り商品CredEarnを宣伝していたことに関するものです。
Credは2020年11月に破産を申請しており、司法長官事務所は、高リスクの貸付を資金源とする商品が、顧客に対して貯蓄商品のような見せ方で提示されていたと認定しました。
違反行為停止確約書(Assurance of Discontinuance)に基づき、Upholdは被害を受けた投資家への支払い、第三者に対するデューデリジェンスの強化、同事務所へのブローカー登録に合意しました。
発表内容はニューヨーク州司法長官のウェブサイトで公開されています。
Upholdは翌日に反論し、自社の行為に関する司法長官側の見解を否定するとともに、和解には責任を認める内容が含まれていないと指摘しました。さらに、2026年4月30日付の声明で、米国司法省がCred幹部に対する刑事事件でUpholdを被害者と認定したと述べています。
双方の主張については、The Blockが報じています。
どんな人にどの取引所が向いているか
MEXCがおすすめ:米国・英国・EEA以外にお住まいで、アルトコインを定期的に取引する方
Upholdとの公表コストの差は往復取引で約50倍にもなり、その差は取引を重ねるたびに積み上がっていきます。
登録は数分で完了します。本人確認で実際に何が必要かは、KYCガイドで解説しています。
Bitpandaがおすすめ:貴金属を目的にUpholdのアカウントを開設し、欧州にお住まいの方。
Krakenがおすすめ:米国またはEEAで認可済みの取引所が必要で、競争力のある料金を得るためにProインターフェースを使うこともいとわない方。
Coinbaseがおすすめ:コストよりも使い慣れた安心感を重視し、上場企業を取引相手にしたい方。
Upholdを使い続けるのがおすすめ:何よりもワンタップの資産間スワップを重視し、取引頻度が低く、料金表にもすでに目を通している方。
価格を知ったうえで利便性にお金を払うことは、何も悪いことではありません。
Upholdから暗号資産を移す3つのステップ
ステップ1:保有資産がどのティアに属するか確認する
Upholdの規約では、透明性ページで「ティア3(Tier 3)」として記載されている資産のみ、オンチェーンで出金できると定められています。
ティア4の資産は、まずティア3の資産に交換する必要があり、その交換には2つの適用料率のうち高い方が課金されます。
ステップ2:ネットワークを正確に一致させる
入金アドレスは手入力せず、送金先アカウントからコピーしてください。あわせて、送金元と送金先の両方でネットワークが一致していることを確認します。
送金先にMemoまたはTagの欄が表示される場合は、必ず入力してください。Memo/Tagなしで届いた送金は、通常、手動での回復手続きが必要になります。
ステップ3:まずテスト送金を行う
少額を送って着金を確認してから、残りを1回でまとめて送金すれば、出金手数料の支払いは1回で済みます。
Upholdでは、BTC、XRP、HBARを除くすべてのネットワークで、暗号資産の出金1回につき一律0.99ドルに加えてネットワーク手数料がかかります。
任意の2つのプラットフォーム間で同じ手順を行う方法は、取引所の乗り換え完全ガイドをご覧ください。
Frequently asked questions
Upholdはサービスを終了するのですか?
いいえ。
Upholdは引き続き運営されていますが、2026年7月1日からEEAでのサービスを制限しており、100以上の地域で新規アカウントの受付を停止しています。
欧州でUpholdに入金できないのはなぜですか?
Upholdによると、ポルトガル法人のMiCAR申請は審査中であり、MiCAの経過措置が2026年7月1日に終了した時点で一時的なサービス制限を導入したとのことです。
出金は引き続き可能です。
Upholdでアルトコインを取引すると、手数料はいくらかかりますか?
Upholdの2026年7月1日付の料金表では、アルトコインは2.55%〜3.10%とされており、提示価格に含まれるスプレッドとして課金されます。
また、500ドル未満の取引の大半には0.99ドルの手数料もかかります。
Upholdはメイカー・テイカー方式の取引所より安いのですか?
いいえ、公表料率で比べる限り安くはありません。
Upholdのアルトコインのスプレッド2.55%に対し、基本ティアのテイカー手数料はMEXCが0.05%、OKXが0.10%です。
複数の資産をまとめて取引したい場合、Upholdの代替先として最適なのはどこですか?
Bitpandaです。MiCA認可を受けたひとつのアカウントで、暗号資産、株式、ETF、現物保管の貴金属を保有できます。
ただし、利用できるのは欧州のみで、世界中で使えるわけではありません。
米国・英国・EUからMEXCを利用できますか?
いいえ。
MEXCは米国、英国、EEAの居住者にはサービスを提供しておらず、ESMAの非準拠事業者リストに掲載されています。
Upholdで暗号資産を出金すると手数料はかかりますか?
はい。
Upholdでは、BTC、XRP、HBARを除くすべての暗号資産ネットワークで一律0.99ドルがかかり、さらにブロックチェーンのネットワーク手数料も必要です。
Upholdから暗号資産を移すにはどうすればいいですか?
ティア4の資産をティア3の資産に交換し、送金元と送金先でネットワークを一致させたうえで、残りを移す前にテスト送金を行ってください。
受け取り側から見た同じ手順は、出金手順ガイドで紹介しています。
リスクとコンプライアンスに関する開示
暗号資産取引には大きなリスクが伴い、ポジションの価値をすべて失う可能性があります。
先物やレバレッジ商品は利益と損失の両方を拡大させるもので、ほとんどの人には適していません。
本記事の手数料、料率、制限はすべて2026年9月2日に公式情報源から取得したものであり、いずれも予告なく変更される可能性があります。
資金を移す前に、該当するプラットフォームで最新の条件をご確認ください。
利用の可否はお住まいの国によって決まります。本記事のいかなる内容も、プラットフォームの営業が認められていない法域でサービスの提供を申し出るものではありません。
本記事はMEXCが発行したものであり、独立した立場からの投資助言ではありません。
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Krakenでは入金・取引・出金の前に本人確認(KYC)が必要です。個人アカウントの認証には政府発行の身分証明書と発行から3か月以内の住所証明書が求められ、Krakenによると認証は通常30分以内に完了します。 Key Takeaways 2025年12月31日に更新されたKrakenの認証ページでは、個人向けのルートは「認証済み」(Verified)と「上限引き上げ」(higher limits
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ビットコイン(BTC)ハッシュレート・採掘難易度チャート|ネットワーク健全性の見方を徹底解説
概要 ハッシュレートとマイニングの難易度は、Bitcoinネットワークの状態を観察するための最も直接的な2つの指標ですが、それらはしばしば2つの独立したものとして誤解されます。実際、両方は同じものの2つの表現です。難易度は過去のブロック速度によって決定され、ブロック速度はハッシュレートによって決定されます。 2026年10月23日現在、CoinWarzのデータによると、採掘難易度は140.58 T

ビットコインのCME窓埋めは本当に起こる?BTC先物の「窓」とトレード手法を徹底解説
概要 CMEギャップはビットコイン取引で最も広く伝わっている技術的な言い方の一つで、その核心的な主張はギャップが遅かれ早かれ埋められることで、価格目標として使うことができる。 この主張は、2つの理由で徹底的にテストできるようになりました。1つは、CMEが2026年5月29日に暗号通貨先物とオプションを24時間取引に切り替え、週末のギャップが発生しなくなったため、この現象が閉じた完全なデータセットを

【9月米PPIプレビュー】卸売物価はCPIショックを裏付けるか?インフレ再燃の行方
概要 米労働統計局は10月15日、米国東部時間8時30分(UTC 12時30分、シンガポール時間20時30分)に9月の生産者物価指数を発表するが、このタイミングはPPIプレスリリースの前号の発表スケジュールに書かれていた。前日には9月の消費者物価指数が前年同月比3.7%に上昇し、市場予想の3.6%を上回り、8月の3.4%を上回ったというデリケートな位置に落ちた。 したがって、PPIに対する市場の注
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MEXCオンチェーン日次レポート:米国スポットビットコインETFは7日間で12億9000万ドルの資金流出
暗号資産市場はビットコインETFからの資金流出が加速し、市場が今年後半のFED追加利上げの可能性をますます織り込む中、引き続き圧力下に置かれた。同時に、AI搭載の決済インフラとトークン化金融サービスは急速な拡大を続け、一方で世界の規制当局は予測市場、ステーブルコイン、および個人投資家保護に対する監視を強化した。フィッシング攻撃や偽補償ポータルを巡るセキュリティリスクも、業界全体で引き続き重大な懸念

MEXCオンチェーンデイリーレポート:ロシア中央銀行、個人投資家にBTC、ETH、USDTのみの取引を制限
機関投資家の参加が暗号資産市場における主要な成長ドライバーになりつつある。ステーブルコイン決済ネットワークやトークン化証券から、ブロックチェーンを活用した公共サービスやAI関連の金融インフラに至るまで、伝統的金融とデジタル資産はますます一つの統合されたエコシステムへと収束している。
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SafeTradeの乗り換え先・代替先:平均スプレッド13.5%だと3,000ドルの取引でいくらかかるのか?
今回の比較で、当社はSafeTradeの代替先としてMEXCを第一候補に挙げます。2026年10月6日時点のCoinGeckoの表示では、MEXCの取扱銘柄数は1,448、平均スプレッドは0.775%だったのに対し、SafeTradeは53銘柄、13.46%でした。 CoinGecko上でPearl(PRL)を扱う取引所はわずか2つしかなく、SafeTradeは今もその1つです。また、MEXCは米

PointPayの代替サービス:運用・借入・支払い・取引の乗り換え先はどこ?
PointPayは、Earnアカウント、暗号資産決済、取引所の機能を1つのアカウントにまとめたサービスです。このうち取引については、今回比較した中で私たちが最もおすすめするのはMEXCです。現物取引の手数料はメイカー0%、テイカー0.05%です。 運用とカードでの支払いは、提供地域であればMEXC EarnとMEXCのVisaカードに移せます。なお、MEXCは米国と英国ではサービスを提供していませ

Koinbayの代替先:本物そっくりの偽ログインページが出現、安全に乗り換えるには?
今回の比較で、当社がKoinbayの代替先として最もおすすめするのはMEXCです。現物取引の手数料は、Koinbayの公式ドキュメントでは0.3%と0.6%ですが、MEXCではメイカー0%・テイカー0.05%です。さらに、MEXCからの正規のメールにはすべてフィッシング対策コードが表示されます。 Koinbayには引き続きグリッドボットとP2P取引がありますが、ログイン前にはURLを確認してくださ











