ベイルート、6月14日 — レバノンは土曜日、イスラエル軍がナバティエ市とその他20か所以上に対して攻撃前に避難警告を発令する中、同国南部でイスラエルによる攻撃があったと報告した。
今回の攻撃は、米国とイランが中東戦争終結に向けた合意に近づいていることを示唆する中で発生した。この合意にはレバノンも含まれる可能性があり、レバノンは後ろ盾であるテヘランを支持するヒズボラがイスラエルを攻撃したことで紛争に引き込まれた。
国営の国家通信社(NNA)は、イスラエルの空爆が複数の地域、特に南部の都市ナバティエ周辺を直撃したと伝えた。
ナバティエ地区に滞在するAFPのフォトジャーナリストは、繰り返し標的とされてきたカファル・レンマン周辺で爆発音を聞き、避難警告の対象外だったカファル・テブニットから煙の柱が立ち上るのを目撃した。
レバノン軍はその後、カファル・レンマンとナバティエを結ぶ道路上でイスラエルのドローンに攻撃され、兵士1名が重傷を負ったと発表した。これに先立ち、その兵士が市内近くの病院付近を移動中に最初の攻撃が試みられていた。
NNAはまた、ジェズィーネ南部地域のリハンで、イスラエルの攻撃により地元当局者が死亡したと伝えた。
ナバティエに駐在するAFP特派員は、市内がほぼ無人の状態であると報告し、前夜から土曜日にかけて市内および周辺地域で砲撃があったと伝えた。
避難警告
イスラエル軍は、ナバティエ周辺および海岸寄りの24か所の住民に対し、「直ちに自宅を避難し、ザフラニ川の北側へ移動するよう」と2度にわたる警告を発令した。ザフラニ川はイスラエルとの南部国境から約45キロの地点にある。
先月、イスラエルは川の南側の全地域を「戦闘地帯」と宣言し、以来この地域への激しい攻撃を続けている。
侵攻するイスラエル軍への攻撃を続けているヒズボラは、戦闘員が南部でイスラエル軍の車両に対してドローン攻撃を行ったと発表した。
同組織はまた、ナバイテ近郊のカファル・テブルニット地区でイスラエル軍の夜間「潜入」を阻止したと述べ、待ち伏せ攻撃を行い「中型武器による銃撃戦」を展開したと説明した。
また同組織は、イスラエルとの国境に近いマジダル・ズーン近郊でもイスラエル兵との衝突があったと報告した。
イスラエル軍は「レバノンからイスラエル領内に侵入した不審な飛行目標を迎撃した」と発表した。
その後、「過去24時間で、ヒズボラのテロインフラ拠点70か所以上を攻撃した」と発表した。
NNAによると、土曜日の夜遅く、レバノン東部バールベック地区の2か所に新たな攻撃が加えられた。
「運命の試練」
イランは、より広範な中東戦争を終結させるいかなる合意にもレバノンが含まれなければならないと主張しており、米国の高官は金曜日、和平協定草案に「レバノンが含まれている」と述べた。
イスラエルもヒズボラも4月に発効するはずだった停戦を遵守しておらず、今月レバノン・イスラエル間のワシントンでの交渉を経て発表された条件付き停戦合意も戦闘停止には至らなかった。
ヒズボラは直接交渉と条件付き合意の双方を拒否した。この合意はヒズボラに攻撃停止を求める一方、イスラエルの攻撃停止やレバノンからの軍撤退については一切触れていない。
レバノンによると、イスラエルの大規模な空爆と地上侵攻によりこれまでに3,756人が死亡した。
一方、レバノンの指導者たちはテヘランが自国を「取引の道具」として扱っていると非難している。
ヒズボラの国会議員アリ・ファイヤードは土曜日、レバノンは同国を含む米イラン合意をそのまま受け入れるべきだと述べた。
「われわれはレバノン国家が自らのために交渉することを望んでおり、誰もこの役割を放棄するよう求めてはいない」とファイヤード氏は語った。
「しかし、国家はイスラエルの前に屈服し、米国に服従するという政策を捨てなければならない。」
テヘランとワシントンの仲介役を務めてきたパキスタンの首相は土曜日、合意は「これまで以上に」近づいていると強調した。
レバノンのジョセフ・アウン大統領は声明の中で、レバノンは「運命の試練」に直面していると述べた。
「国民が、武器を独占し、法を守り、所属や立場にかかわらず市民を守る主権国家のもとに団結するか、それとも民兵の論理に人質にとられたままでいるか、そのどちらかだ」と述べた。
さらなるイスラエル・レバノン協議は今月末に予定されている。 — AFP
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