バイナンスは、EUの暗号資産規制に基づくライセンス申請を取り下げたことを受け、来週から欧州連合(EU)域内の顧客向けサービスを停止する。
今週、取引所はポーランド、イタリア、スペイン、フランスのユーザーに電子メールを送付した。
Euro Newsによると、バイナンスはフランスの顧客に通知を送付した。その中でフランス法人が新規ユーザーの受け入れを即時停止し、2026年7月1日以降、フランス国内での暗号資産サービスをすべて終了するとの旨を記載した。
同社は、EU内の他の対象となる利用者にも同様の通知を行ったことを認めた。
通知では、バイナンスが2026年6月30日までに暗号資産市場規則(MiCA)ライセンスを取得しないと説明した。取引所は顧客資産の安全性も強調した。
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MiCAは2023年6月に施行された。2024年12月から完全なライセンス制度が開始され、事業者が国ごとのライセンスを取得できる期間が設けられた。
その期間は2026年7月1日に終了する。これにより、欧州経済領域全体で厳格な施行が始まる。この日以降、MiCAライセンスなしに事業を継続すればEU法違反となる。
バイナンスはギリシャのヘレニック資本市場委員会に申請したが、正式な判断は得られなかった。今週になって申請を取り下げた。ただし、同社は別のEU加盟国でのライセンス取得を目指す方針を示した。
事情に詳しい2人によれば、バイナンスはアイルランドとラトビアの規制当局にも接触したが、抵抗に直面したという。今後、同社がどの加盟国を新たなターゲットとするかが注目される。
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